令和3年度さんかくダイアログ(第4回目)を開催しました

男女共同参画に関して弘前大学の学生や教職員が気軽に参加でき、自由に語り合える(ダイアログ[対話]できる)場を提供したいとの考えから企画された「さんかくダイアログ」。
今年度も、オンライン(Microsoft Teams)を活用して開催されています。

第4回は11月24日(水)オンライン(ms teams)にて、公募によるテーマ「性被害注意喚起メッセージの問題点と改善策」について「あずましキャンパス」から話題提供いただきました。
このテーマの提案者「あずましキャンパス」は、性暴力・ハラスメントのないキャンパスをめざして様々な活動を展開している医学部有志の学生グループです。
学生から性被害注意喚起をめぐる課題や改善策について問題提起があり、その後、質疑応答や参加者間での意見交換が行われました。この回には、教職員・学生の18名が参加しました。
参加者からは「大学・社会が少しずつでも動いていけるようにすることが大切だと感じました。」「学生からの発信という点がとても良いと思いました。案件のメールを出した部署の方から、もっとお話を聞けたらもっとよかったなと思いました。」「大学で性教育プログラムをするのはもちろん重要だとは思いますが、幼少期からの価値観の形成がかなり関わることだと思うので、小学校から教えるべきであり、保護者には自分の子どもが被害者にも加害者にもなる可能性があることを十分に理解してもらい、教育する必要性があると判断し許可を得ることが大事だと思いました。」などの感想が寄せられました。

次回の第5回は、12月22日(水)17時30分から開催予定で、「ジェンダー視点でみるCOVID-19の影響:非正規雇用女性に着目して」をテーマに、大崎麻子先生(Gender Action Platform 理事、内閣府「コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会」委員)に話題提供いただきます。(12月以降のさんかくダイアログの詳細はこちらをご確認ください)。