令和5年度男女共同参画トップセミナー「すべての人が安心して能力を発揮できる組織をめざして~ジェンダー・ダイバーシティと心理的安全性~」を開催しました

 12月18日、弘前大学創立50周年記念会館2F岩木ホールおよびZoomで令和5年度弘前大学男女共同参画トップセミナーが開催され、本学の役職員や「あおもりダイバーシティ研究環境推進ネットワーク」「北東北国立3大学連携推進会議連携協議会」の参加機関の教職員約50名にご参加いただきました。

 トップセミナーは、本学役職員を主な対象として、男女共同参画推進のさらなる意識啓発のため平成27年度から毎年度に1回開催されてきたものです。

 令和5年度は「すべての人が安心して能力を発揮できる組織をめざして~ジェンダー・ダイバーシティと心理的安全性~」をテーマに、栗本敦子先生(Facilitator’s LABO〈えふらぼ〉主宰)を講師にお迎えし、心理的安全性とは何か、心理的安全性をつくるための因子、心理的安全性とパワーバランス、心理的安全性とマジョリティ性などについてお話をいただき、ご講義の合間には、参加者間の意見交換の時間も設けられました。

 参加者アンケート(回答数40)では93%が「大変有意義だった」「有意義だった」との評価で、「心理的安全性について具体的にどうすれば推奨できるのか事例を通じて知れるとより参考になると感じました」「『心理的安全性』の重要性がよく理解できた」「心理的安全性について、改めて理解するとともに今後職場において活用させていただきたい」「ダイバーシティだけでなく、排除や分断が起こる「構造」を理解し、組織として課題解決する必要性を学んだ」などの感想が寄せられました。