弘前大学の男女比率の現状 (2014年5月 現在)

本学教職員の総数は1,906名、そのうち女性は893名で46.9%です。大学教員は759名で女性は135名(17.8%)、附属学校園教員は99名で女性は56名(56.6%)です。
一方、特別職員・事務職員・技術職員は362名で女性は110名(30.4%)、コ・メディカル職員(医師を除く医療従事者)は685名で女性592名(86.4%)です。
2013年4月1日の結果(以下、昨年度の結果)と比較して、女性比率は大学教員が1.1%増加、附属学校園教員は0.3%増加、事務系職員は1.0%の増加でした。コ・メディカル職員は女性が半数を超えているという傾向は昨年度と変わりありませんでしたが、女性比率は少し減少しました。大学全体でみると女性比率は昨年度よりも1.1%増加しました。

学部専任担当別の教員数と女性比率

図1の学部専任担当別の教員数と女性比率をご覧ください。

大学教員における女性比率は昨年度に比べてすべての学部・研究科等で高くなっています。増加率が大きい順で並べると、教育学部(+3.6%)、人文学部(+2.4%)、 保健学研究科(+1.8%)、農学生命科学部(+1.8%)、附属研究所等(+1.7%)、医学研究科(+1.5%)となります。また、女性比率が最も高い学部は保健学研究科で42.9%(39名)でした。次に高いのは、教育学部で21.8%(19名)でした。

教員全体でみると、女性比率は17.8%で、昨年度の結果より1.5%増加しました。

弘前大学の2014年5月現在 学部専任担当別の教員数と女性比率

学部学生数と女性比率

図2の学部学生数と女性比率をご覧ください。
学部学生の総数6,100名のうち女性は2,603名(42.7%)です。学部ごとにみると、女性比率の高い順に、医学部保健学科534名(64.7%)、教育学部590名(58.2%)、人文学部714名(48.4%)、農学生命科学部320名(41.1%)、医学部医学科247名(33.6%)となります。一方、女性比率の低い学部は、理工学部198名(15.5%)ですが、昨年度の結果と比較すると、女性比率は1%増加しています。その他、人文学部、医学部医学科、医学部保健学科ではそれぞれ0.6%、2.7%、1.8%増加しましたが、教育学部では1.1%減少しました。

弘前大学の2013年4月現在 学部学生数と女性比率

大学院学生数と女性比率

図3の大学院学生数と女性比率をご覧下さい。
大学院生の総数は789名、そのうち女性は252名(31.9%)で、学部学生に比べて女性比率は低くなっています。研究科ごとにみると、女性比率の高いところは人文社会科学研究科19名(54.3%)、教育学研究科41名(50.6%)で約半数を女性が占めていますが、両学部とも昨年度に比べて女性比率は減少しています。一方、保健学研究科48.4%(46名)、農学生命科学部40.8%(42名)、医学研究科32.7%(68名)では昨年度より増加しています。女性比率が顕著に低いところは理工学研究科24名(10.4%)で、昨年度よりも1.2%減少しています。

弘前大学の2013年4月現在 大学院学生数と女性比率

この結果は、教員公募要領へのポジティブアクション文言の記載をはじめとする男女共同参画の様々な取り組みの効果があらわれつつあるとも推察できます。しかし、「弘前大学男女共同参画推進基本計画」(平成21年8月3日 策定)に掲げている「女性教員比率を2015年までに20%に向上する」という目標はまだ達成されておりません。平成25年度に行った6部局長へのヒアリング結果を踏まえ、目標達成のために男女共同参画推進室は各部局と連携しながら、積極的に取り組む予定です。

前回のデータ

弘前大学の男女比率の現状 (2013年4月 現在)