弘前大学のジェンダーバランスの現状(2024年5月現在)
2024年5月1日現在の本学教職員総数は2,051名(他に学長・理事・監事等)です。そのうち女性は1,024名(49.9%)です。大学教員(助手を含む)は788名、うち女性は178名(22.6%)、附属学校園教員は90名、うち女性は50名(55.6%)です。事務職員・技術職員等(医学部附属病院を除く)は298名、うち女性は112名(37.6%)、医学部附属病院の事務職員・技術職員等は875名、うち女性684名(78.2%)です。
2023年5月1日時点と比較すると、附属学校園教員と事務職員・技術職員等(医学部附属病院を除くはそれぞれ0.7%、0.4%増加し、大学教員と医学部附属病院の事務職員・技術職員等でそれぞれ0.2%、0.7%減少しました。さらに、管理職に占める女性比率は、役員(非常勤除く)0%、事務系職員23.3%で、役員は14.2%減少、事務系は3.3%増加しました。
学部専任担当別の教員数と女性比率
部局別の女性教員数は、人文社会科学部13名(64名中)(20.3%)、教育学部19名(87名中)(21.8%)、医学研究科37名(185名中)(20.0%)、保健学研究科45名(94名中)(47.9%)、医学部附属病院34名(131名中)(26.0%)、理工学研究科8名(99名中)(8.1%)、農学生命科学部8名(78名中)(10.3%)、地域社会研究科0名(4名中)(0%)、附属研究所・学内共同教育研究施設等14名(46名中)(30.4%)です。
女性教員比率を昨年度と比較すると、増加したのは医学研究科(+0.3%)、医学部附属病院(+0.6%)、理工学研究科(+0.8%)、農学生命科学部(+2.5%)で、保健学研究科と地域社会研究科は増減なし、人文社会科学部と教育学部、附属研究所・学内共同教育研究施設等は、それぞれ3.2%、1.2%、0.9%減少しました。
学部別の学生数と女性比率
学部学生の総数5,939名のうち女性は2,643名(44.5%)です。学部ごとにみると、女性比率の高い順に、医学部心理支援学科36名(43名中)(83.7%)、医学部保健学科582名(842名中)(69.1%)、教育学部441名(686名中)(64.3%)、人文社会科学部660名(1,170名中)(56.4%)、医学部医学科342名(782名中)(43.7%)、農学生命科学部364名(915名中)(39.8%)、理工学部218名(1,501名中)(14.5%)となります。
昨年度と比較すると、全体の女性比率は0.6%増加しました。学部ごとでは、人文社会科学部(+1.5%)、教育学部(+0.6%)、医学部医学科(+0.1%)、医学部心理支援学科(+7.5%)、理工学部(+1.1%)で増加し、医学部保健学科は増減なし、農学生命科学部(-2.1%)では減少しました。

大学院研究科別の学生数と女性比率
大学院生の総数は997名、そのうち女性は293名(29.4%)です。学部学生に比べて女性比率は低くなっています。研究科ごとにみると、女性比率の高い順に、地域共創科学研究科28名(64名中)(43.8%)、人文社会科学研究科16名(39名中)(41.0%)、教育学研究科14名(35名中)(40.0%)、保健学研究科48名(124名中)(38.7%)、医学研究科107名(300名中)(35.7%)、地域社会研究科10名(31名中)(32.3%)、農学生命科学研究科35名(109名中)(32.1%)、理工学研究科35名(295名中)(11.9%)となります。
昨年度と比較すると、女性比率は全体で0.3%減少しました。研究科ごとでは、医学研究科(+1.2%)と農学生命科学研究科(+4.2%)で増加がみられ、人文社会科学研究科(-5.8%)、教育学研究科(-2.5%)、保健学研究科(-0.8%)、、理工学研究科(-1.2%)、地域社会研究科(-3.0%)、地域共創科学研究科(-1.1%)では減少しました。

上記のほかに、IRデータ【学内限定(デスクネッツの「文書管理」メニューから)】(https://www.hirosaki-u.ac.jp/info/actions/ir-system/)には、志願者(学部・研究科別)、入学者比率(学部・研究科別)、科研費等外部資金獲得状況等に関するジェンダーの観点からのデータも蓄積されています。