弘前大学のジェンダーバランスの現状(2023年5月 現在)

弘前大学のジェンダーバランスの現状(2023年5月 現在)

 2023年5月1日現在の本学教職員総数は2,057名(他に学長・理事・監事等)です。そのうち女性は1,029名(50.0%)です。大学教員(助手を含む)は795名、うち女性は181名(22.8%)、附属学校園教員は91名、うち女性は50名(54.9%)です。事務職員・技術職員等(医学部附属病院を除く)は301名、うち女性は112名(37.2%)、医学部附属病院の事務職員・技術職員等は870名、うち女性686名(78.9%)です。

 2022年5月1日時点と比較すると、大学教員、事務職員・技術職員等(医学部附属病院を除く)はそれぞれ1.9%、1.8%増加し、附属学校園教員、医学部附属病院の事務職員・技術職員等は増減がありませんでした。さらに、管理職に占める女性比率は、役員(非常勤除く)10.5%、事務系職員31.8%で、役員は3.7%減少、事務系は21.8%増加しました。

 

学部専任担当別の教員数と女性比率

大学教員における女性比率を昨年度と比較し、増加した学部・研究科等は人文社会科学部(+2.6%)、教育学部(+1.2%)、医学研究科(+1.9%)、保健学研究科(+3.5%)、附属病院(+1.3%)、理工学研究科(+2.1%)、農学生命科学部(+2.3%)でした。附属研究所・学内共同教育研究施設等は1.3%減少しました。

 

学部学生数と女性比率

 学部学生の総数5,962名のうち女性は2,625名(44.0%)です。学部ごとにみると、女性比率の高い順に、医学部心理支援学科32名(76.2%)、医学部保健学科572名(69.1%)、教育学部441名(63.7%)、人文社会科学部645名(54.9%)、医学部医学科349名(43.6%)、農学生命科学部384名(41.9%)、理工学部202名(13.4%)となります。

 昨年度と比較すると、女性比率は0.1%増加しました。学部ごとでは、教育学部(+1.8%)、医学部心理支援学科(+4.3%)、農学生命科学部(+1.5%)で増加し、人文社会科学部(-0.3%)、医学部医学科(-0.6%)、医学部保健学科(-0.4%)、理工学部(-0.5%)では減少しました。

 

大学院学生数と女性比率

大学院生の総数は1003名、そのうち女性は298名(29.7%)です。学部学生に比べて女性比率は低くなっています。研究科ごとにみると、女性比率の高い順に、人文社会科学研究科22名(46.8%)、教育学研究科16名(45.7%)、地域共創科学研究科31名(44.9%)、保健学研究科47名(38.8%)、地域社会研究科12名(35.3%)、医学研究科102名(34.5%)、農学生命科学研究科29名(27.9%)、理工学研究科39名(13.1%)となります。

昨年度と比較すると、女性比率は全体で1.1%減少しました。研究科ごとでは、教育学研究科(+3.2%)、医学研究科(+0.5%)、理工学研究科(+1.4%)で増加し、人文社会科学研究科(-6.4%)、保健学研究科(-0.7%)、農学生命科学研究科(-7.7%)、地域共創科学研究科(-2.7%)、地域社会研究科(-5.7%)と減少しました。

 
 上記のほかに、IRデータ管理システム【学内限定】(https://www.hirosaki-u.ac.jp/evaluation/ir-system.html)には、志願者(学部・研究科別)、入学者比率(学部・研究科別)、科研費等外部資金獲得状況等に関する男女共同参画の観点からのデータも蓄積されています。