弘前大学の男女比率の現状(2020年5月 現在)

弘前大学のジェンダーバランスの現状(2020年5月 現在)

2020年5月1日現在の本学教職員総数は2,008名(他に学長・理事・監事等)です。そのうち女性は956名(47.6%)です。大学教員(助手を含む)は795名、うち女性は160名(20.1%)、附属学校園教員は94名、うち女性は47名(50.0%)です。事務職員・技術職員等(医学部附属病院を除く)は291名、うち女性は97名(33.3%)、医学部附属病院の事務職員・技術職員等は828名、うち女性652名(78.7%)です。

2019年5月1日時点と比較すると、事務職員・技術職員等(医学部附属病院を除く)は0.9%増加しましたが、それ以外の大学教員、附属学校園教員、附属病院の事務職員・技術職員等はそれぞれ0.5%、0.5%、0.8%減少しました。さらに、管理職に占める女性比率は、役員(非常勤除く)16.7%、事務系職員12.9%で、役員は昨年と同じ、事務系は0.4%増加しました。

 

学部専任担当別の教員数と女性比率

大学教員における女性比率を昨年度と比較し、増加した学部・研究科等は農学生命科学部(+0.1%)、附属研究所・学内共同教育研究施設等(+5.2%)でした。人文社会科学研究科は0.8%、教育学部は1.7%、医学研究科は0.3%、保健学研究科は1.1%、附属病院は2.4%減少しました。

 

学部学生数と女性比率

学部学生の総数5,916名のうち女性は2,526名(42.7%)です。学部ごとにみると、女性比率の高い順に、医学部保健学科561名(67.7%)、医学部心理支援学科6名(60.0%)、教育学部425名(58.5%)、人文社会科学部598名(51.6%)、医学部医学科341名(42.7%)、農学生命科学部366名(40.3%)、理工学部229名(15.4%)となります。

昨年度と比較すると、女性比率は全体で0.1%増加しました。学部ごとでは、教育学部(+1.0%)、医学部医学科(+1.3%)、農学生命科学部(+0.6%)で増加し、人文社会科学部(-0.2%)と理工学部(-1.0%)では現象、医学部保健学科は増減がありませんでした。(医学部心理支援学科は新設学科のため、比較可能な昨年度のデータがありません。)

 

大学院学生数と女性比率

大学院生の総数は898名、そのうち女性は250名(27.8%)です。学部学生に比べて女性比率は低くなっています。研究科ごとにみると、女性比率の高い順に、地域共創科学研究科48.0%、教育学研究科46.2%、人文社会科学研究科40.5%、地域社会研究科39.5%、保健学研究科33.3%、農学生命科学研究科32.4%、医学研究科26.5%、理工学研究科15.4%となります。

昨年度と比較すると、女性比率は全体で3.7%減少しました。研究科ごとでは、増加した研究科はなく、地域社会研究科は前年度と同じで、人文社会科学研究科(-10.5%)、教育学研究科(-8.6%)、医学研究科(-3.9%)、保健学研究科(-2.0%)、理工学研究科(-0.3%)、農学生命科学研究科(-2.5%)は減少しました。(地域共創科学研究科は新設研究科のため、比較可能な昨年度のデータがありません。)

上記のほかに、IRデータ管理システム【学内限定】(https://www.hirosaki-u.ac.jp/evaluation/ir-system.html)には、志願者(学部・研究科別)、入学者比率(学部・研究科別)、科研費等外部資金獲得状況等に関する男女共同参画の観点からのデータも蓄積されています。