弘前大学のジェンダーバランスの現状(2022年5月 現在)

弘前大学のジェンダーバランスの現状(2022年5月 現在)

 2022年5月1日現在の本学教職員総数は2,034名(他に学長・理事・監事等)です。そのうち女性は995名(48.9%)です。大学教員(助手を含む)は791名、うち女性は165名(20.9%)、附属学校園教員は91名、うち女性は50名(54.9%)です。事務職員・技術職員等(医学部附属病院を除く)は297名、うち女性は105名(35.4%)、医学部附属病院の事務職員・技術職員等は855名、うち女性675名(78.9%)です。

 2021年5月1日時点と比較すると、大学教員、附属学校園教員、医学部附属病院の事務職員・技術職員等はそれぞれ0.1%、2.8%、0.5%増加し、事務職員・技術職員等(医学部附属病院を除く)は0.2%減少しました。さらに、管理職に占める女性比率は、役員(非常勤除く)14.2%、事務系職員10.0%で、役員は2.5%減少、事務系は0.3%増加しました。

 

学部専任担当別の教員数と女性比率

大学教員における女性比率を昨年度と比較し、増加した学部・研究科等は教育学部(+0.4%)、保健学研究科(+7.4%)でした。人文社会科学部は0.6%、医学研究科は0.7%、附属病院は1.6%、理工学研究科は0.1%、農学生命科学部は1.2%、附属研究所・学内共同教育研究施設等は1.5%減少しました。

 

学部学生数と女性比率

 学部学生の総数5,979名のうち女性は2,624名(43.9%)です。学部ごとにみると、女性比率の高い順に、医学部心理支援学科23名(71.9%)、医学部保健学科573名(69.5%)、教育学部437名(61.9%)、人文社会科学部656名(55.2%)、医学部医学科355名(44.2%)、農学生命科学部370名(40.4%)、理工学部210名(13.9%)となります。

 昨年度と比較すると、女性比率は増減がありませんでした。学部ごとでは、人文社会科学部(+1.3%)、医学部医学科(+2.0%)、医学部保健学科(+0.4%)、医学部心理支援学科(+5.2%)で増加しました。理工学部(-1.5%)、農学生命科学部(-1.6%)では減少、教育学部は増減がありませんでした。

 

大学院学生数と女性比率

大学院生の総数は979名、そのうち女性は302名(30.8%)です。学部学生に比べて女性比率は低くなっています。研究科ごとにみると、女性比率の高い順に、人文社会科学研究科25名(53.2%)、地域共創科学研究科30名(47.6%)、教育学研究科16名(42.5%)、地域社会研究科16名(41.0%)、保健学研究科51名(39.5%)、農学生命科学研究科32名(35.6%)、医学研究科98名(34.0%)、理工学研究科33名(11.7%)となります。

昨年度と比較すると、女性比率は全体で1.6%増加しました。研究科ごとでは、人文社会科学研究科(+6.9%)、教育学研究科(+3.0%)、医学研究科(+2.0%)、保健学研究科(+5.4%)、地域社会研究科(+4.2%)で増加し、理工学研究科(-0.4%)、農学生命科学研究科(-0.3%)、地域共創科学研究科(-3.4%)と減少しました。

 
 上記のほかに、IRデータ管理システム【学内限定】(https://www.hirosaki-u.ac.jp/evaluation/ir-system.html)には、志願者(学部・研究科別)、入学者比率(学部・研究科別)、科研費等外部資金獲得状況等に関する男女共同参画の観点からのデータも蓄積されています。