弘前大学のジェンダーバランスの現状(2021年5月 現在)

弘前大学のジェンダーバランスの現状(2021年5月 現在)

 2021年5月1日現在の本学教職員総数は2,023名(他に学長・理事・監事等)です。そのうち女性は984名(48.6%)です。大学教員(助手を含む)は784名、うち女性は162名(20.7%)、附属学校園教員は94名、うち女性は49名(52.1%)です。事務職員・技術職員等(医学部附属病院を除く)は292名、うち女性は104名(35.6%)、医学部附属病院の事務職員・技術職員等は853名、うち女性669名(78.4%)です。
 
 2020年5月1日時点と比較すると、大学教員、附属学校園教員、事務職員・技術職員等(医学部附属病院を除く)はそれぞれ0.6%、2.1%、2.3%増加し、附属病院の事務職員・技術職員等は0.3%減少しました。さらに、管理職に占める女性比率は、役員(非常勤除く)16.7%、事務系職員9.7%で、役員は昨年と同じ、事務系は3.2%減少しました。

 

学部専任担当別の教員数と女性比率

 大学教員における女性比率を昨年度と比較し、増加した学部・研究科等は人文社会科学研究科(+0.6%)、医学研究科(+1.2%)、附属病院(+2.9%)、理工学研究科(+0.2%)、附属研究所・学内共同教育研究施設等(+3.9%)でした。教育学部は1.0%、保健学研究科は3.0%、農学生命科学部は2.2%減少しました。

 

学部学生数と女性比率

 学部学生の総数5,964名のうち女性は2,618名(43.9%)です。学部ごとにみると、女性比率の高い順に、医学部保健学科576名(69.1%)、医学部心理支援学科14名(66.7%)、教育学部441名(61.9%)、人文社会科学部630名(53.9%)、医学部医学科345名(42.2%)、農学生命科学部381名(42.0%)、理工学部231名(15.4%)となります。
 
 昨年度と比較すると、女性比率は全体で1.2%増加しました。学部ごとでは、人文社会科学部(+2.3%)、教育学部(+3.4%)、医学部保健学科(+1.4%)、医学部心理支援学科(+6.7%)、農学生命科学部(+1.7%)で増加し、医学部医学科(-0.5%)では減少、理工学部は増減がありませんでした。

 

大学院学生数と女性比率

 大学院生の総数は919名、そのうち女性は268名(29.2%)です。学部学生に比べて女性比率は低くなっています。研究科ごとにみると、女性比率の高い順に、地域共創科学研究科26名(51.0%)、人文社会科学研究科19名(46.3%)、教育学研究科15名(39.5%)、地域社会研究科14名(36.8%)、農学生命科学研究科33名(35.9%)、保健学研究科43名(34.1%)、医学研究科86名(32.0%)、理工学研究科32名(12.1%)となります。

 昨年度と比較すると、女性比率は全体で1.4%増加しました。研究科ごとでは、人文社会科学研究科(+5.8%)、医学研究科(+5.5%)、保健学研究科(+0.8%)、農学生命科学研究科(+3.5%)、地域共創科学研究科(+3.0%)で増加し、教育学研究科(-6.7%)、理工学研究科(-3.3%)、地域社会研究科(-2.7%)と減少しました。

                
   
      
 
 上記のほかに、IRデータ管理システム【学内限定】(https://www.hirosaki-u.ac.jp/evaluation/ir-system.html)には、志願者(学部・研究科別)、入学者比率(学部・研究科別)、科研費等外部資金獲得状況等に関する男女共同参画の観点からのデータも蓄積されています。