12月19日、弘前大学創立50周年記念会館2F岩木ホールおよびZoomで「令和7年度弘前大学男女共同参画トップセミナー」が開催され、本学の役職員や「北東北国立3大学連携推進会議連携協議会」の参加機関の教職員約60名にご参加いただきました。
トップセミナーは、本学役職員を主な対象として、男女共同参画推進のさらなる意識啓発のため平成27年度から毎年度に1回開催されてきたものです。
令和7年度は「『支える』から『共に創る』へ ~女性研究者のエンパワーメントと共創~」をテーマに、小宮ひろみ先生(国立成育医療研究センター 女性の健康総合センター センター長)を講師にお迎えし、センターが取り組む女性のライフコースと性差を踏まえた基礎研究・臨床研究、意思決定層における女性研究者比率等の現況について解説いただくとともに、女性研究者を「支援」するという考え方から、共に意思決定するパートナーとする考え方へ移行していく必要性についてお話をいただきました。ご講義の後には、活発な質疑応答も行われました。
参加者アンケート(回答数43)では100%が「大変有意義だった」「有意義だった」との評価で、「自分のキャリアを諦めない、継続することが大事、一旦離れても戻ることが大切だと共感しました」「女性研究者支援は健康の観点からもとらえて進めていくことが大切であると、管理職が認識する機会として貴重な場であったと思います」「女性職員を支えること中心に考えてきましたが、これからの共創という考え方が非常に重要であることが理解できました」などの感想が寄せられました。




