令和5年度さんかくダイアログ(第1・2回)を開催しました

「さんかくダイアログ」は、ジェンダー平等やダイバーシティに関して弘前大学の学生や教職員が気軽に参加でき、自由に語り合える(ダイアログ[対話]できる)場を提供したいとの考えから年度に数回企画されているものです。

第1回は7月5日(水)、青森県県医師会・本学医学部男女共同参画セミナーの第2部「グループ討議」を、さんかくダイアログコラボ企画として、医学部学生支援センターで開催されました。
グループ討議では、男女共同参画と今後のキャリア形成などに関して学生が知りたいことについて、男女共同参画推進室の浅野クリスナ副室長(医学研究科教授)を含む医学系研究者・医師8名がこたえる形で行われました。各グループでは、自己紹介後、将来の診療科を含め卒業後のキャリア形成、青森県に残るか残らないか、結婚、出産、その他今悩んでいることなどについて、活発に意見交換が行われました。この回には学生・医師など127名が参加しました。

第2回は7月19日(水)、農学生命科学部FD・SD研修会とのコラボ企画として、農学生命科学部の教職員を対象に、「ライフイベントと業務の両立」をテーマに開催されました。
介護、育児と業務の両立について学部の教員2名から話題提供があり、その後、質疑応答、参加者間の意見交換が行われました。参加者からは、「子育て、介護の両方の大変だった点、支援が役立った点、支援の課題が実際の知っている先生かが伺えて、大変参考になりました」「実体験を交えた貴重なお話を聞かせて頂いて大変参考になりました。全ての教職員がそれぞれの事情を抱えていることを念頭に、互いの背景を知らずとも、働きやすい組織風土の形成に貢献していきたいと思いました」などの感想が寄せられました。この回には76名が参加しました。