男女共同参画シンポジウム「大学のダイバーシティ推進と人材育成―産業界からの期待」を開催しました

9月21日(金)に弘前大学創立60周年記念会館(コラボ弘大8階八甲田ホール)において、北東北国立3大学男女共同参画シンポジウム「大学のダイバーシティ推進と人材育成―産業界からの期待」を開催しました。

このシンポジウムは北東北国立3大学(秋田大学・岩手大学・弘前大学)が連携して、より一層の男女共同参画の定着と発展を図ることを目的に、平成22年度から3大学が持ち回りで開催しているものです。

基調講演講師には経済産業省東北経済産業局長の相樂希美氏をお迎えし、経済産業省の取組を踏まえた女性活躍推進やダイバーシティ経営の推進等についてお話をいただきました。

シンポジウム後半は秋田大学、岩手大学、弘前大学からの取組報告に続いてパネルディスカッションがあり、3大学の理事がパネリストを、本学の安川あけみ男女共同参画推進室長がデモレーターを務め、ダイバーシティ推進において大学が果たす役割や各大学が持つネットワークどうしの連携の可能性等について、意見交換が行われました。

最後に相樂氏から「この10年の3大学の連携は、北東北の大学の男女共同参画にとって貴重な10年だったと思う。環境変化に応じた形で今後も3県で情報共有をしつつ男女共同参画を先に進めてもらえれば非常に心強い」とコメントが述べられました。

当日は学内外から58名の参加者があり、参加者アンケートでは「とても有意義だった」や「有意義だった」との評価を多くいただきました。また、「取組や現状を知ることができてよかった」、「ネットワークの考え方について、3大学の意見の相違を聞くことができたのは興味深く、また、考えさせられた」、「『女性活躍推進法』の存在を知らなかったが、このような法律を制定しなければならない日本の現状を実感し、ダイバーシティは非常に奥の深い課題であることが分かった」、「相樂局長のお話はとても興味が持てた」等の感想も寄せられました。

シンポジウムの様子シンポジウムの様子シンポジウムの様子シンポジウムの様子

(参考リンク)【開催日9/21】男女共同参画シンポジウム「大学のダイバーシティ推進と人材育成―産業界からの期待」開催のお知らせ