文部科学省補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に選定されました

弘前大学は、平成28年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に、岩手大学を代表機関、本学と八戸工業高等専門学校、一関工業高等専門学校、農研機構東北農業研究センター、株式会社ミクニを共同実施機関とする事業を申請していましたが、このたび、選定されました。

科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」は、研究環境のダイバーシティを高め、優れた研究成果の創出につなげるため、各機関・地域の特色を踏まえた女性研究者の活躍促進に向けた機関の目標・行動計画を設定・公表することを要件として、女性研究者のライフイベントやワーク・ライフ・バランスに配慮した研究環境の整備や女性研究者の研究力向上のための取組、女性研究者の積極採用や上位職への積極登用に向けた取組を支援するものです。特に「牽引型」では、大学や研究機関が企業等と連携し、連携する各機関やその他の機関を含めた地域や分野における女性研究者の活躍促進を牽引する取組が支援されます。

選定された事業「ダイバーシティ実現で北東北の未来を先導」では、代表機関である岩手大学と本学を含む共同実施機関が(1)ダイバーシティ研究環境整備、(2)女性研究者の研究力向上とそれを通じたリーダー育成、(3)女性研究者の上位職への積極登用に取り組み、北東北全体を女性研究者が能力を発揮できる地域として創生するとともに、優秀な女性応募者の増加を図り、女性研究者と上位職の増加を加速するスパイラルを確立することを目標としています。事業期間は、平成28~33年度の6年間です(原則として補助金交付は最初の3年間)。弘前大学は、岩手大学、4つの共同実施機関と連携して、本事業を進めてまいります。

参考
文部科学省報道発表 平成28年度科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」、「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」の選定機関の決定について(平成28年7月29日)
http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/07/29/1374740_2_1.pdf

目標・行動計画

取組内容