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KA・GA・KU

イベント報告

遺伝子実験講座
 ~ 光る大腸菌プラスミドベクターを用いた遺伝子操作と
                      シーケンス解析 ~

日時 : 2013年3月2日(土) 10:00 ~ 16:00
場所 : 弘前大学遺伝子実験施設 4階 実験実習室・研修セミナー室
参加者数 : 青森県立弘前南高等学校21名、教員2名
主催 : 農学生命科学部附属遺伝子実験施設
共催 : 弘前大学男女共同参画推進室「つがルネッサンス!地域でつなぐ女性人才」

【 講座内容 】
 今回の実習は、遺伝子研究の基本的な実験操作を実際に体験して、DNAの構造や、遺伝子についての理解を深めようというものでした。
 実際の作業に入る前に、時間をかけて行われたのが、ピペッターの正しい使用法の指導です。マイクロリットル単位での操作が必要な遺伝子実験では、必須の操作です。高校生たちは、一人一人ピペッターを手に持ち、シャドウトレーニングを繰り返し、ピペッターの使い方に慣れてから、実験の手引書に沿って一つ一つの作業を確認しつつ実験を進めました。
 遺伝子を運ぶために開発された環状のDNA「プラスミドベクター」を「制限酵素」という分子の"ハサミ"で切断し、この切断した場所に遺伝子XのDNAを「ライゲース」という"のり"の機能を持った酵素でつなぎ、もう一度環状のDNAにもどす「遺伝子組み換え」操作を行いました。遺伝子組み換えがおこらなかったプラスミドベクターを取り込んだ大腸菌のコロニーは、特別な光を当てると緑色の蛍光を発するのに対し、遺伝子組み換えがおこったプラスミドベクターを取り込んだ大腸菌のコロニーは、光を当てても蛍光を発することはありません。コロニーが光るか光らないかを指標にして、うまく遺伝子組み換えができたプラスミドベクターを集めることができるというのが、この実験の重要なところです。光らない大腸菌コロニーから得たサンプルで、組換え体プラスミドの抽出を行い、アガロース電気泳動により、プラスミドベクターに挿入した遺伝子Xの確認を行いました。
 高校生たちは、普段このような実験器具を扱ったりすることがないので、最初はおっかなびっくり作業を進めていましたが、実験の最後には手際よく作業を進めることができるようになっていました。時間の都合上シーケンス解析はできませんでしたが、高校生は実験補助者とも打ち解け、とても楽しそうでした。


ピペッターの扱いを習うことは大事です。

実験の開始です。

実験の合間にも遺伝子について学びました。

真剣です。

きちんとコロニーができるかな。

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