弘前大学の男女比率の現状 (2013年4月 現在)

本学教職員の総数は1,885名、そのうち女性は863名で45.8%です。大学教員は760名で女性は124名(16.3%)、附属学校園教員は103名で女性は58名(56.3%)です。
一方、特別職員・事務職員・技術職員は361名で女性は106名(29.4%)、コ・メディカル職員(医師を除く医療従事者)は661名で女性575名(87.0%)です。
この結果は、2012年4月1日の結果(以下、昨年4月の結果)と比較し、大学教員や事務系職員では女性が少ないのに対し、附属学校教員とコ・メディカル職員では女性が半数を超えているという傾向は変わりありませんでしたが、大学教員は女性の比率が0.9%増加しました。特別職員・事務職員・技術職員は0.1%減少し、3年連続で減少していますが、大学全体でみると女性比率は昨年よりも1.0%増加しました。

学部専任担当別の教員数と女性比率

図1の学部専任担当別の教員数と女性比率をご覧ください。
大学教員に占める女性比率で昨年に比べて高くなった学部等は、医学研究科(+4.0%)、附属病院(+1.7%)、人文学部(+0.2%)です。また、女性比率は、保健学研究科では41.2%(40名)と高く、理工学研究科では3.3%(3名)と低く、この結果は昨年と同様です。
教員全体でみると、女性比率は、保健学研究科では41.1%(39名)と高く、理工学研究科では3.4%(3名)と低く、この結果は昨年度同様です。教員全体でみると、女性比率は16.3%で、昨年4月の結果より0.9%増加しました。

弘前大学の2013年4月現在 学部専任担当別の教員数と女性比率

学部学生数と女性比率

図2の学部学生数と女性比率をご覧ください。
学部学生の総数は6,435名のうち女性は2,631名(40.9%)です。学部ごとにみると、女性割合の高い学部は医学部保健学科523名(62.9%)、教育学部599名(59.3%)、人文学部710名(47.8%)です。
一方、理工学部、医学部医学科、農学生命科学部では女性割合が半数以下で、特に理工学部では220名(14.5%)で、他の学部に比べて低い割合です。
昨年4月の結果とあまり変化はありませんが、理工学部では女性比率が2.1%、人文学部と農学生命科学部ではそれぞれ1.5%、教育学部では1.1%減少しました。一方、医学部保健学科では2.0%増加しました。

弘前大学の2013年4月現在 学部学生数と女性比率

大学院学生数と女性比率

図3の大学院学生数と女性比率をご覧下さい。
大学院生の総数は762名、そのうち女性は233名(30.6%)で、学部学生に比べて女性比率は低くなっています。研究科ごとにみると、女性比率の高いところは人文社会科学研究科15名(55.6%)、教育学研究科43名(53.8%)です。保健学研究科は42.7%(38名)で昨年より増加しています。他の4つの研究科では女性比率が4割を下回っています。中でも理工学研究科では25名(11.6%)と他の研究科に比べて非常に低い割合です。

弘前大学の2013年4月現在 大学院学生数と女性比率

この結果には教員公募の備考に記載した男女共同参画の推進をはじめとする男女共同参画の様々な取り組みの効果があらわれつつあるとも推察できます。「弘前大学男女共同参画推進基本計画」(平成21年8月3日 策定)に掲げている「女性教員比率を2015年までに20%に向上する」という目標達成のために、男女共同参画推進室は各部局と連携しながら、目標達成に向けてより積極的に取り組む予定です。

前回のデータ

弘前大学の男女比率の現状 (2012年4月 現在)