トップセミナー「ジェンダー・ダイバーシティの観点を踏まえた公正・効果的な業績 評価のあり方」を開催しました

 12月1日、オンライン(Microsoft Teams)で令和2年度男女共同参画トップセミナーが開催され、文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)の共同実施機関の方も含めて59名にご参加いただきました。
 トップセミナーは、本学役職員を主な対象として、男女共同参画推進のさらなる意識啓発のため平成27年度から毎年度に1回開催されてきたものです。
 今回は「ジェンダー・ダイバーシティの観点を踏まえた公正・効果的な業績評価のあり方」をテーマに、日本アイ・ビー・エム株式会社の辻真樹子先生(同社理事・GBS人事リード)と伊奈恵美子先生(同社ダイバーシティ&インクルージョンパートナー)を講師にお迎えし、同社における経営戦略としてのダイバーシティ&インクルージョンの位置づけや取組の歴史、人事評価制度を変更した背景とそのポイントなどについてお話をいただきました。
 人事評価においてもアンコンシャル・バイアスへの認識を持つことや、女性のみに変わることを求めるのではなく組織として当事者をサポートしていく仕組みの重要性などについて、理解を深めました。

参加者からは、「組織にとって、多様な構成員の個性を最大限活かすマネジメントを行うことがいかに大事か、そしてそれを実現する方法はあるということを再認識することができました」「大学とは違う多種多様な組織の人から話を聞くというのは大変参考になります。今後も定期的なセミナーの開催を期待します。」とのお声をいただきました。